こんにちは!りょうです(@ryoo_black)!
今日は僕がどうやってフリーランスになったかを話してみようと思います。
タイトル見て「は?」って思った人もいるかもしれないんですけど、僕、結婚してからお小遣いゼロだったんですよねw
お小遣いがない男の現実
いやね、別に奥さんが厳しいとかそういうわけじゃないんです。
むしろ逆で、僕が「いらない」って言ってたんですよ。
もともとお金使わない性格だったし、独身時代に欲しいもの買い漁って物欲も満たされてたし。
趣味の読書もKindle Unlimitedで読み放題だから、月数千円もあれば十分って感じで。
それより家族のために使った方が満足度高いじゃん?って思ってたんです。
まぁ、今思えばちょっと極端だったかもしれないけどw
MacBook欲しい…でも12万円
そんな僕にある日転機が訪れました。
自衛官として働いてたんですけど、このままでいいのか?って考えるようになって。
で、フリーランスっていう選択肢が見えてきたんです。
「よし、まずはMac買うぞ!」
…って思ったものの、当時のMacBook Airが12万円。
お小遣いゼロの僕には買えない(当たり前)
家のお金に手をつける?いや、それはなんか違う。家族に迷惑かけてる感じがして嫌だったんですよね。
iPadと一眼レフを売った日
で、どうしたかっていうと…
持ってたiPad Proと一眼レフカメラを売っちゃいました。
これで約20万円の現金を作って、そこから:
- フレキシスポットのスタンディングデスク
- ウルトラワイドモニター
- MacBook Air
この3つを購入。
オフィスチェアももらってきて、完璧な学習環境を整えました。
正直、iPadも一眼レフも思い入れがあったから売るときはめっちゃ悩んだんですけど、「これは投資だ」って自分に言い聞かせて。
朝4時起きの1年間
そこからの生活がまぁハードで…
- 朝4時起床→7時半まで学習
- 自衛官として勤務(17時ぴったり退勤)
- 帰宅後、家事して寝るまで学習
自衛官だったんで10日間の山籠もり(演習)とかもあったんですけど、その間もできることを少しずつやってました。
これを1年間続けて、退職してフリーランスになりました。
めっちゃキツかった?正直言うと…そうでもなかったんですよね。
なんていうか、「やるしかない」状況に自分を追い込んだから、逆に迷いがなくて。
CSSの擬似要素すら分からなかった僕
ここで強調したいんですけど、フリーランスになった時の僕の技術力、やばいくらい低かったです(笑)
「CSSの擬似要素ってどうやって使うの?」みたいなレベル。
今考えると、よくそんなレベルで案件取れたなって自分でも思います。
でも、家族に迷惑は絶対かけられないっていう気持ちと、もう後がないっていう状況が僕を動かしてくれました。
学習と営業を続けてたら、なんとか案件も獲得できるようになって、つながった制作会社さんからフルタイムの業務委託契約をいただけたんです。
そこで研修から始めさせてもらって、現場で使われるコーディングを一から学び直しました。
全部無駄じゃなかった
Mac買ってから色んなことに手を出しました。
- ブログ書いてみたり
- インスタ運用してみたり
- 動画編集やアニメーション制作も
結局今はWeb開発のエンジニアとして働いてるんですけど、これら全部が今に繋がってるんですよね。
ブログは技術ブログとして活きてるし、インスタの経験はクライアントへのアドバイスに使えるし、動画編集のスキルも提案の幅を広げてくれてます。
無駄なことなんて一つもなかったなって。
12万円が月100万円に
今ではコンスタントに月100万円前後稼げるようになりました。
あの時の12万円のMacBook、今思えば安すぎる投資だったなって思います。
もちろん楽な道のりじゃなかったけど、周りの話を聞いてると、僕は比較的スムーズにいけた方なのかもしれません。
それもこれも、あの時:
- 挑戦しようと決めた自分
- iPad と一眼レフを手放す決断をした自分
- 朝4時起きを1年続けた自分
全部の自分を褒めてあげたいです。
そして何より、こんな無謀な挑戦を応援してくれた家族には最大限の感謝を。
最後に
「挑戦したいけど一歩踏み出せない」
そんな人の背中を少しでも押せたら嬉しいです。
僕みたいにお小遣いゼロでも、技術力ゼロでも、なんとかなるもんです。
大事なのは「やるしかない」って自分を追い込むことと、その覚悟を支えてくれる人への感謝を忘れないこと。
みなさんは何か挑戦したいことありますか?
もしあるなら、完璧じゃなくていいから、まず一歩踏み出してみませんか?
また次回も読んでもらえたら嬉しいです!